門扉近くには夏風に踊る八重山吹や薔薇が咲いていた。庭の梅の木の木陰には百日紅が咲いていて、木漏れ日からまるでピンクに光っているようだった。日差しが強く日焼けしてしまったが、日差しのある場所には蚊も居ない暑さだった。
行きは西武新宿線で事故があり遅れていて、帰りは山手線の電車内でモバイルバッテリーが燃えてパニックになって次駅まで待てなかった乗客が通話ボタンではなく非常停止ボタンを押してしまい、さらに非常ドアコックを使って線路上に降りて防護無線の発報で周辺の路線が全部止まってしまったそうだ。慌ててしまうことはわかるし念の為はいいのだが、日本らしくない落ち着きのない風景に出会うことが日に日に増えているように思う。仕方ないので東西線で日本橋経由で帰宅。
帰宅後は山吹や百日紅を押し花にした