今年も花小金井駅北口の祭りとサンバフェスティバルの時期が来た。普段はおとなしい花小金井駅がこの日は大量の人出と爆音に包まれる。今年もクラウドファウンディングの支援で開催にこぎつけることができたようだ。サンバも昔は滝山団地で開催されたいたようだが、滝山団地の祭りも規模縮小となっている現状、開催されることに価値を感じる。天候もあるだろうが、一昨年や去年よりも人出が多く感じた。
開催から20年以上経って、今でもなぜサンバなのかわよくわからないが。しかし、きっとおじいちゃんは、食糧難の時代に決意して遠いブラジルへ移住した兄弟へ思いを馳せながら写真を撮っていたのだろう。
花の家では柿の木から青い実ができて、モミジや白木蓮も緑色が印象的だった。とにかく暑く、少し外に出ただけで肌が痛い。草刈りを早々にやめて和室で休んでいると、夏祭りの音やサンバの陽気な音が流れ込んできた。庭に植えられたイペーの木はブラジルに移った兄弟からプレゼントされた苗木だそうだ。イペーの木も懐かしい音を感じているだろう。これが最後の夏になる