COTAの手記
花小金井駅南口からハイエースの循環バス、ぶるベー号で移動。老人介護ホームの名前の停留所だが実際に入院している小平中央リハビリテーション病院まで徒歩移動。鼻からの吸入の管が外されていた 小平中央リハビリテーション病院 おじいちゃんは具合がよくなかったようだ。巡回に来た看護師にミトン(手袋)を外していいか聞くと、とりあえず今は点滴を手からしているのでやめた方がいいと言われた。でも呼吸は穏やかだった。音楽を聞かせていると、点滴担当、枕の位置を変えに来る人(床ずれ防止か)、歯磨きをしてくれる人などが次々と来た。 後から聞いた話も交えると、4つあるベッドでおじいちゃんは窓際だった。反対側の窓際には目隠しをした男性で、何か声を大きく話しているのだが、お医者さんも行っていることがよくわからない感じで困っていた。 対角線状の反対のベッド(通路側)にいる男性は常にお見舞いの女性が来ているようだ。オレが行った時も居た。「原発の廃炉が60年も伸びたんだってさ」といったような政府批判、相続についての話をしていた。ただ肝心の本人は何も声を発していなかった。 慌ただしくなって来たようなのでとりあえず50分ほどで切り上げた。また来週と伝えた。 都バスで花の家へ移動。天神地王二丁目停留所から小平合同庁舎まで。青梅街道を道一本。花小金井(昔は西武柳沢、そのまた昔は吉祥寺から出ていた)から青梅までを結ぶ長大路線で都バスで最も赤字路線。青梅街道の道路工事でバスは15分ほど遅れて来た。病院 〜 徒歩700m 〜 バス2km弱 〜 徒歩800m 〜 花の家という微妙な距離移動。近くのセブンイレブンで、おばあちゃんが夕飯に食べるというおでんのパック、オレとおばあちゃんの昼ごはんとおやつを買って帰った。