景色でたどる

石垣島、竹富島、西表島

水牛
COTA

催事による招待のため八重山諸島の石垣島、西表島、竹富島を訪れる。

石垣島

新しい空港は西表や竹富などへの船着場である離島ターミナルのある市街地から結構離れているが、石垣全体でみれば南北方向には中心と言える。ANAインターコンチネンタル石垣リゾートは視覚・体験的に素晴らしいホテルだった。全国を網羅するANAの強みか客室内のお茶道具からカトラリーに至るまで、沖縄だけでなく津軽びいどろや南部鉄器などいいもので揃えられ、細かいところへの気配りを感じた。

レストランのスタッフの気配りもきめ細やかだった一方、受付で担当していただいた客室スタッフはマニュアルに載っているような部分やなんでも言ってほしいと言葉の表層上は丁寧である一方、何か質問をすると目力や気迫がすごく。例えば離れた2棟の名前が「オーシャンウィング」と「ベイウィング」と覚えづらかったのだが、それを間違えると「はい?違いますよね?」「それは先ほど言いましたが」と言われてしまい、俺の頭が悪く申し訳なく思っている。ビジネスホテルでもあまりないが、特にこの価格帯(ハイクラス)の日本の宿泊施設では今まではなかったことで、初めての体験をできた

西表島

離島ターミナルから船で西表に渡った。西表島ではマングローブなど植物への印象が強かったが、それに負けないくらいバスの運転手さんが印象深かった。

仲間川のマングローブ等の植生に触れ、由布島に移動するためにバスへ向かうと案内員さんらしき方がこちらのバスになると教えてくれた。バスが出発すると運転手さんがその方だと分かった。さらに車内ではバスガイドさんによる案内が始まったものの、ガイドさんの姿が見当たらない。すると「本来なら皆様の方を向いてご案内差し上げたいところですが、運転しながらで失礼します」と運転士さんはガイドさんもされていた。さらに仲間川と港、港と水牛車の乗り場、水牛車の乗り場と仲間川と3地点をそれぞれ別のツアーグループを担当しているという。あるグループが刊行しているときに、別のグループの輸送をされているそうだ。

運転も快適だったが、特にガイドが安定していたので元々はバスガイドさんをされていたのだと思う。各地でドライバー不足が叫ばれるが、ここまでの詰め込みに驚き、現場の苦労を知った

由布島への水牛車の体験は格別であり、一番は水牛が愛されとても大切にされていたことが印象深かった。景色が良いのはもちろん、水牛が途中で止まったり、別の水牛を見て加速したりするのもまた楽しさだった

竹富島

沖縄には様々な島があるが、気軽に行きやすい中で最も沖縄の原型をとどめているのは竹富島だろう。ただ住んでる方は原住民と感じる人はいなく、移り住んできたと思われる方が大半だった

この記録に含まれる場所
  • 海
    竹富島

    サンゴ礁の隆起によって生じた琉球石灰岩からなる島。各集落の入り口には、ガジュマルの大木の周囲に石垣を積んだ「スンマシャー」と呼ばれる広場が設けられている

    街並みは海外にいるようでしかもとても綺麗だった。貧しい時代を超えてリゾート開発に翻弄された経緯がある。ここの水牛車に対しては島民も複雑な気持ちがあることを知った。事実由布島と感触も全く違い、道を歩いていても運転手が歩行者に「どいて」と声をかけていたのは交通の原則と異なり違和感を感じた

  • 水牛
    由布島・水牛車

    水牛車が西表島とを結ぶ

    景色も雰囲気もとても良い。水牛車は観光資源でありながら地域伝統に根ざしていて、運転手も水牛の個性を把握していて愛情が強かった。レストランのご飯も美味しかった

九州・沖縄でのチェックイン

  • いますぐ楽になる

  • 何かをしてあげたい・祈りたい

  • 強くなる・しっかりさせたい

  • 気持ちを発散する

  • 認められたい

  • 捉え方を知る

  • 開放的になる

  • 移動を楽しみたい

  • 穏やかな気持ちになる

  • むかしを見つけたい

  • 趣味を探す

  • 懐かしい気持ちになる

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