花の家も遺産分割協議書に進むことになり、いよいよ取り壊しの足音が近づいている。
花の家に向かう途中の花小金井駅では、明日の都知事選の関係で北口のロータリーにたくさんの警官が立っていた。ついた時はバスは止まっていたが、間も無く封鎖されるのか暑い中だったので使おうとしていたタクシーは居なかった。貸し自転車も返却先が無く、徒歩で向かうことにした。
花の家では、うどん小屋と物置の間のアジサイがすっかり色濃くなり風に揺れていた。また庭に2本だけすごく目立つ花が咲いていて、これはヒメヒオウギズイセン(クロコスミア)らしい。おじいちゃんが育てていたものが野生化したのだろう。
庭では紅白の梅の木の間の日陰にはムラサキクンシラン(アガパンサス)が涼しげに咲いている。これもおじいちゃんが植えたものの子孫で間違いないはず。
そんな中で玄関には懸念していたコガタスズメバチが巣を作ろうとしていた。よく通る場所だし、ご近所にも迷惑になるので対策を考えないといけない。
ガクアジサイ、ヒメヒオウギズイセン、ムラサキクンシランを押し花用に摘んで帰った。