COTAの手記
コミケ(コミックマーケット)でサークルの制作物の手伝いはしていたものの、コミケ自体に久々に足を向けてみた。特に何をしに行ったわけではないが、記録を主として。国際展示場駅から会議棟に渡るデッキで環境保護を掲げているとみられる人が活動をしていたのが目障りだった。部分の問題だけ切り取ったことを問題として環境を理由に叫んで全体を考えずに思考を止められる人たちのことを羨ましく思うこともあるが、場所が場所だけにまるで表現の自由を理由としているような感触もあるのが、この場を守り抜いてきた人たちを踏み躙るようできつい。
一般参加者をみるにマナーはとてもよく、日本人の参加者は相変わらずあれだけ多いのにも関わらずシーンとしていてコミケの空気を保っていたのが安心できた。東北を通った台風のおかげか風があり気温よりも過ごしやすかった。コミケスタッフは饒舌なアプローチの人は見かけなかったのは寂しかったが、帰りの新橋までの東京BRTではサービストーク…というよりも客の視点というよりは運転士の自分語り的な愚痴を聞けたのは(異質だが)似ている感じもして、最後は客から拍手があったのは形ばかりとはいえ昔ながらで良かった。
コミケに行くと疲れを感じないのは、自分がかつてしてきた体験がまさに戦だった証かもしれない
天候: 晴, 強風