みとめられたい人へ、気持ちをみたす方法
みとめらたい気持ち(しょうにんよっきゅう)は他人からみとめられることを求めるよっきゅう(ほしがりな気持ち)です。このよっきゅうをみたせると自分を良いように受け止められる気持ちが強くなり、心が安定したり幸せを感じます。みとめられたがりの人のなやみや原いん、しょうにんよっきゅうがあたえる問題とそのかいけつ方法。しょうにんよっきゅうに対する長い目で見た時の受け止め方についてもふれます
どうしてこうなってしまうのか
しょうにんよっきゅうが強い人のなやみ
しょうにんよっきゅうが強い人は、自分のそんざいや行動を他人にみとめてもらいたいという強い願望を持っています。他人からの見られ方や意見ばかり気にして、いつも自分の気持ちを高めることばかり努力します。しかし、その強いよっきゅうがストレスや不安を引き起こすこともあります
しょうにんよっきゅうが強い人のげんいん
しょうにんよっきゅうが強い人がなぜそうなるのかは、その人のせいかくやかんきょうによって様々です。一つの例としては、小さいころに十分なしょうにんや愛じょうを受けられなかったり、まわりの期待にこたえることで愛されたけいけんがある場合です。また、じここうてい感が低く、周りの人からの見られ方やひょうかにいぞんして自分のかちをたしかめようとします
しょう人よっきゅうモンスターとは?その特ちょうと対しょ法
しょうにんよっきゅうが強すぎて他人の意見やひょうかにびんかんに反のうする人(しょうにんよっきゅうモンスター)がいます。このような人は、自分の意見を主ちょうすることが苦手で、つねに他人のしょうにんを求めるけい向があります。何よりもゆう先することとしてはじここうてい感を高めるための工夫をすることが重要です
どうすればいい?
しょうにんよっきゅうに対する長い目でみた時の2つの受け止め方
「自分」というものにこだわりすぎています。今が苦しくて変えたいのなら、答えを自分の中だけに見つけ出そうとしても無理があります。よくなるためのきっかけは外部との関わりで起こるしげきで始まることも多い。
自分からはなれるために、他人をみたせるようにする
そこでしょうにんよっきゅうにしゅう着することで自分自身を見失ってしまう場合、「自分」というそんざいから気持ちをはなすために、他人を満たすことにしょう点を置くことがこうか的です。相手の望むことや気持ちによりそい、サポートすることでしょうにんよっきゅうがみたされることもあります
自分自身をみとめてあげる
しょうにんよっきゅうが強い人は、他人からの見られ方にいぞんしやすいけいこうがあります。しかし、自分自身をみとめることも重要です。自分の成果や努力をふり返り、達成感やじここうてい感をえることで、しょうにんよっきゅうを満たすことができます。
人生はそこまで生きても全てが完成することはありません。そこであるてい度の区切りをつけることは大切です。ここまで行ったら完成・成功とする。そのゴールを高く決める必要はありません。まずはできて当然だろうと思うところから決めて、そこにたどり着いたら成功したとすることが重要です。
低いところにゴールを決めるのはいやかもしれません。でも思い返してください。ようちえん・ほいく園のとき、かた付けや読み書きができたらそれが一つのゴールの達成だったはずです。その時の大きなことは、やがてできて当然の小さなことになります。
だから目標は小さくていい。その積み重ねがいつしか人を大きくします。いきなり自ら大きな目標やゆめを持ちすぎているわけです
自分が決めたゴールを達成できたら自分をみとめられることをくりかえす
自分が決めた目標を達成することは、自分の成長やゆめをかなえることにつながる重要なことです。達成したときには、自分自身をみとめることが大切です。
自分を自分としてみとめられるようになる(自立する)と、自分のかち観を他の人にふり回されることがなくなります。
自ここうてい感を高めるために、自分自身だけでなく他者に対してもほめ言葉をおくり、自分を自分としてみとめられることをわすれないといいと思います