(No title)
COTA
その業界で使われている正しい用語を一般生活でも定着させようとすると、煩雑になっていってその業界ごと避けられていくきっかけを生みかねません。
例えばその業界の人が「列車」「気動車」「電車」といった言葉を正しく使い分けないのはなぜなのか?人は自分の興味のある方向以外のことは細分化することさえ拒み、あるいは危険か安全かでしか評価を下しません。
トルソーをマネキンと呼んでも購入者に実害はないのに「今はそれが流行らない」とか、それは「間違っている」とか、無知に対する恥をかけさせることで目を向けさえようとするのはコンプレックス産業に堕ちたも同然です。マスメディアという流行を創作する宿主が弱ったいま、寄生虫であるファッション(流行)という単語自体、時間軸以外の本質を持たず軸足のついてない言葉だから、そうやって表層を変えていく以外に価値がない。
死語だとか「若く見られたい」だとか、そういった他人の視線ばかり振り回され気にしてる生き方こそ、一番ダサく欲望が透けていてグロテスクです